ご訪問ありがとうございます。
こちらの記事では、こんな疑問にお答えします。
- 雇用統計でFXで稼ぐ方法が知りたい
- 雇用統計の発表時に為替の値動きが大きくなるけど、どうやったらその波に乗れるのかわからない
- 短時間でさくっと大きく稼ぐ方法が知りたい
先に結論から申し上げます。
- 稼げる通貨ペアを選択し、過去の相場を検証した上で逆指値注文を有効活用しよう!
- 直近高値と安値から10pips離れたところに逆指値注文を置いて待ち構えるべし!
- 雇用統計で稼ぐ方法がわかれば、たったの月1回、10分程度の時間で手持ち資金を10倍にすることができる!
- ロバート@やすきちと申します。
- FXの勉強と実践を10年ほど経験しています。
- 初心者向けの投資セミナーの開催経験があります。
どうぞよろしくお願いいたします。
以下、順番にご説明いたします。
雇用統計で稼ぐための前提知識
雇用統計とは?
雇用統計とは、就業者数や失業者数などの雇用情勢を示す統計のことです。
雇用統計は経済市場全体の景気の行方、政府の政策動向に非常に大きな影響を与えます。
FXにおいて最も重要な雇用統計は米国雇用統計で、毎月第1金曜日の米国8:30(日本時間夏時間21:30、冬時間22:30)に発表されます。
雇用に関する10項目以上の指標が発表されますが、その中で特に大事なのが「失業率」と「非農業部門雇用者数」です。
この2つの数字が予想値よりも良ければドルが買われやすくなり(ドル高)、悪ければドルが売られやすくなります(ドル安)。
なぜ雇用統計が重要?
雇用統計の発表は為替相場にかなり大きな影響を与えます。
事前に予想されていた数字と発表された数字が離れていた場合、為替相場はその瞬間から猛烈な勢いでレートを更新していきます。
相場によっては1時間以内に1円(100pips)以上動くこともあります。
その大きな波にうまく乗れれば、短時間で非常に大きく稼ぐことができます。
ただしやり方を間違えると、逆に大損を被る危険性もあります。
そのため、雇用統計など為替相場が大きく変動するような重要な指標発表の際には取引を見送るトレーダーも少なくはありません。
雇用統計でのFXの稼ぎ方
「逆指値注文」について理解を深めておく
それではいよいよ、雇用統計でのFXの稼ぎ方についてお伝えします。
雇用統計で確実に利益を残すためには、成り行き注文や追っかけ注文をするのではなく、「逆指値注文を使って待ち構える」ことが最大のポイントとなります。
逆指値注文とは、指定したレートになれば買い(または売り)注文を入れる予約注文の1つです。
指値注文ではレートが下がれば買い、レートが上がれば売りというように、より有利なポジションを狙って注文しますが、
逆指値注文ではレートが上がれば買い、レートが下がれば売りというように、やや不利なポジションを取る注文方法となります。
指値注文とは逆方向のポジションを取ることから「逆指値注文」と呼ばれています。
雇用統計時のFXにおいては、指値注文ではなく逆指値注文を有効活用することが非常に大事なポイントとなります。
取引する通貨ペアを選ぶ
米国雇用統計の発表である以上、FX相場はドルを基軸とする通貨ペアが大きく動きます。
初めて雇用統計のFXに挑戦する方は、まずは最も身近な通貨ペアであるドル円から入るのがいいでしょう。
ドル円というオーソドックスな通貨ペアであっても、動く時には1円以上の値動きを見せることもあるため、油断してかかることのないようにしてください。
ある程度相場に慣れている方でしたら、ユーロドルやポンドドルなどのドルストレートの通貨ペアに挑戦するのもお勧めです。
やり方を間違えなければドル円で勝負するよりも大きな利益を手にすることができます。
オーストラリアドルやニュージーランドドル、スイスフランもよく動きます。
シルバーやゴールドなどの貴金属を扱えるようになれば、法定通貨以上の莫大な利益を手にすることができます。
その分リスクも非常に大きくなりますので、慣れていない方はまずは通貨ペアを1つに絞って取り組むことをお勧めします。
ただしユーロ・円やオーストラリアドル・円などのクロス円と呼ばれる通貨ペアは、米国雇用統計で稼ぐという点ではお勧めできません。
ドルストレートの通貨ペアに比べてあまり値動きがなく、思うほど稼ぐことはできないというのが理由です。
雇用統計の発表時だからといって、全ての通貨ペアの値動きが激しくなるという訳ではありませんので注意してください。
指標発表前後の値動きを把握しておく
雇用統計の発表前は様子見の動きになり、上下20pips以内の値動きに収まることが多いです。
(1pips = 0.01円、通貨により異なる場合があります)
そして指標発表後に一気に買いまたは売りの方向に一気に伸びていきます。
取引する通貨ペアにより多少値動きが異なる場合がありますので、過去のデータを使って事前に検証しておくのがいいでしょう。
指標発表5分前までにポジション決めを行う
指標発表5分前とは、夏時間では21:25、冬時間では22:25です。
直近高値と直近安値を知るには5分足チャートが最適です。
指標発表5分前になれば、直近高値と安値が明確になります。
そして指標が発表されれば、相場が上下いずれかの方向に一方的に伸びていくことになります。
どちらに伸びるかというのは、残念ながら一般人の我々では事前に知ることはできません。
確率としては50%ですが、どちらか片方に賭けてポジションを持つというやり方ではギャンブルと同じです。
そのやり方では確実に利益を残すことはできませんし、下手をすれば大きな損失を被ってしまいます。
しかし実は、相場がどちらに動いても利益を取る方法があります。
それは、「直近高値と安値から10pips離れたところに逆指値注文を置く」というやり方です。
こうすることで、雇用統計が発表されて相場が動き始めた際に、相場の方向性を間違えることなく確実に利益が取れるポジションを獲得することができます。
利益確定ポイントを設定する
ポジション取りと並行して、利益確定ポイントを設定しておくことも大事です。
含み益が大きくなっていくのを見るのはとても興奮することですが、利益を確定しなければ現実のお金として手元に残りません。
雇用統計発表後は相場はほぼ一方的に伸びていきますが、時間が経てば一度は値を戻す動きが入ってきます。
明確な利益目標がなければ、せっかく大きく膨らんでいた含み益がどんどん目減りしていくことに耐えられず、わずかな利益で決済してしまって残念な結果しか得られなかったということにもなりかねません。
決済した後しばらくすると相場が何事もなかったかのように戻っていき、焦って決済せずに待っていればもっと大きな利益を得られていたはずだった、というような状況になることはよくある話です。
利益目標や戦略がぶれていると、納得した結果を得ることは決してありません。
利益がどこまで伸びれば決済するのか、一時的に利益が少なくなったとしても具体的な数字を30pips稼げればいったん利益確定するのか、一時的に利益が少なくなることも想定した上で設定した利益目標に到達するまでじっと待つのか。
過去の相場のデータなども参照しながら、自分なりの利益目標をぜひ設定してみてください。
利益を確定する
設定した利益目標に相場が到達すれば、利益を確定しましょう。
無事に利益を手に入れることができれば、雇用統計でのFXの勝負に打ち勝ったことになります。
おめでとうございます!
素直に自分の努力と成果を褒めたたえましょう。
利益を確定することができた暁には、何か自分のためにご褒美を与えるのもいいですね。
雇用統計でのFXの注意点
成り行き注文、追っかけ注文はしない
雇用統計の発表時には成り行き注文や追っかけ注文は辞めておいた方がいいです。
指標発表直後から相場がものすごい勢いで伸びていくため、成り行き注文ではかなり不利なレートで約定することが多いからです。
一度相場が戻る動きを見せることも多々あるため、稼げると思って飛びついたポジションが含み損を抱えてしまう場合もあります。
もっとも、雇用統計発表後の相場の方向性は次の週でもトレンドとして続くことが多いため、その時には不利なポジションであってもずっと持ち続けるという強い意志があれば別ですが、精神的にかなりのストレスが強いられることになる点には注意が必要です。
逆張りやナンピンはしない
何度もお伝えしているように、雇用統計が発表された後は相場が一方的に動いていくことになります。
「もうこれだけ上がったのだからそろそろ戻るだろう」と安易に考えて逆張りを仕掛けるのは、雇用統計においては致命傷を負うことになります。
思惑と逆方向に行ったからといって損切りを行わずナンピンを仕掛けるのは、雇用統計においては自殺行為です。
一瞬にして全資産を溶かすほどの威力があります。
雇用統計に限らず、重要な経済指標の発表時などは逆張りやナンピンを仕掛けるのはやめておきましょう。
指値注文は逆に不利
雇用統計でのFXで稼ぐためには、逆指値注文が有効と述べました。
それでは、指値注文ではだめなのか?という疑問をお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。
結論としては、指値注文ではかえって不利になり、お勧めできません。
指値注文とは、現在値よりも有利なレートで約定するように注文を置く方法のことです。
指値注文を行う場合、買いなら現在値より安いところに、売りなら高いところにポジションを仕掛けます。
雇用統計発表直前の相場はほとんど値動きがありませんので、指値注文でポジションを取ろうと思えば、直近高値または安値のギリギリか内側に仕掛ける必要があります。
仮に高値または安値に到達した後のポジションを持ったまま指標発表を迎えた場合、指標発表直後に相場がポジションの逆方向に動く可能性が非常に高いのです。
そうなると、大きく稼ぐどころかかえって大きな損失を被ることになってしまいます。
少しでも有利なポジションを取りたい気持ちはわかりますが、雇用統計においては逆行リスクが大き過ぎるため、指値注文でのポジション取りはやめておきましょう。
雇用統計でのFXにお勧めの証券会社
雇用統計においてはFX相場は乱高下しがちです。
証券会社によっては、スプレッド(売りと買いのレートの差)が極端に広くなったり、仕掛けておいたレートでは約定せずにかなり離れたポジションで約定(スリッページが発生)したりすることが多々あります。
ゼロカットシステムを採用していない証券会社を使っていると、思惑と逆方向に動いてしまった場合に、預入証拠金以上の損失を出してしまう(追証を求められる)ことも考えられます。
したがって、証券会社を選ぶ際には、
- できるだけスプレッドが小さい
- 約定力が強い
- ゼロカットシステムを採用
以上のような基準を満たしている必要があります。
当方は海外FX会社であるXM(XM Trading)を利用しています。
なお、海外FX会社を利用する場合は、Taritali(タリタリ)などのキャッシュバック口座を合わせて開設しましょう。
キャッシュバック口座を使って取引をすれば、取引にかかった手数料を一部償還することができます。
すでにXMの口座をお持ちの方でも、Taritali(タリタリ)で追加口座を作成することができます。
詳しくはこちらの記事を参照してください。
Taritali(タリタリ)でXMの追加口座を開設する方法
https://fukub-fx.net/2020/10/02/talitarixm-additionalaccount/
雇用統計でのFXの稼ぎ方まとめ
雇用統計でのFXの稼ぎ方をまとめます。
1. 逆指値注文について理解を深めておく
2. 取引する通貨ペアを選ぶ
3. 指標発表前後の値動きを把握しておく
4. 指標発表5分前までにポジション決めを行う
(直近高値と安値から10pips離れたところに逆指値注文を置いて待ち構える)
5. 利益確定ポイントを設定する
6. 利益を確定する
ぜひこの手法を取り入れて、実際に雇用統計で稼いでみてください。
ご参考になれば幸いです。
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