ご訪問ありがとうございます。こちらの記事では、こんな疑問にお答えします。
- FXの自動売買プログラム(EA)はたくさんあるけど、お勧めはどれ?
- 証拠金が少ない人向けのEAはある?
先に結論から申し上げます。
- 証拠金に応じて最適なEAをご紹介します!
- 10万円以下で運用できるEAもあります!
以下、順番にご説明いたします。
FX自動売買とは?
FXの自動売買とは、FXでの取引を個人が裁量で行うのではなく、プログラムを通じて自動的に注文・決済を行う仕組みのことです。
システムトレードという呼び方をすることもあります。
FXの自動売買には2種類のやり方があります。
- 証券会社が独自で発行している自動売買プログラムを行う
- 自動売買プログラム(EA)を独自に入手し、MT4などのソフトを使って自分で自動売買を行う
このブログでは後者の
- 自動売買プログラム(EA)を独自に入手し、MT4などのソフトを使って自分で自動売買を行う
こちらについてご説明しています。
自動売買のメリットとデメリット
- 自分の代わりにトレードしてくれる
- 感情に左右されずルールに従った取引ができる
- 不労所得が得られる
自動売買のメリットとデメリットとして、次のようなことが挙げられます。
- 毎回勝てるわけではない
- 証拠金がたくさん必要な場合が多い
- 怪しいものも多い
詳細はこちらの記事をご覧ください。
お勧めのFXの自動売買ツール
当ブログではいくつかの自動売買プログラムをレビュー記事にてご紹介しています。
いずれも勝率、利益率ともに素晴らしいパフォーマンスを挙げています。
証拠金の額に応じてお好きなプログラムをお選びください。
証拠金10万円~
「ロンドンは午前7時」EA
内容は「早朝の欧州時間で東京時間の高値安値を否定する習性を狙ったユーロ/ドルの逆張りスキャルピング」です。
日本時間の午後4時頃(夏時間は午後3時)に1ポジションのみで取引、平均利確幅は12pips程度です。
証拠金100万円で運用、約2年での運用益は83,805円、勝率は62.20%です。
最大ドローダウンが10,604円となっていることから、100万円を用意できなくても、推奨証拠金の76,773円でも十分運用できることがわかります。
仮に証拠金8万円で運用した場合、2年で元本を取り戻せる計算になります。
アンビションシステムα(アルファ)ローリスク&ローリターンver.
アンビションシステムα(アルファ)は株式会社Anelloが開発した2番目のFX自動売買ツールです。
アンビションシステム1(初代アンビションシステム)に改善を加え、ナンピン本数やナンピン幅、利益幅などを自分で自由に調整できるようになっています。
そしてローリスク&ローリターンver.は、ナンピン倍率を抑え、ナンピン幅を広めにして極力リスクを減らすことを狙っています。
記事内の検証動画では証拠金を25万円で運用していますが、10万円でも運用できるとしています。
記事内で挙げられている動画での実績としては、約4ヵ月で101,286円、月利は10%に近い数字となっています。
証拠金20万円~
「カタサンカク」EA
「カタサンカク」EAとは、レンジ相場を形成しやすいEUR/CHF(ユーロ/スイスフラン)を通貨ペアに選び、トレンドラインをベースに逆張りのスキャルピングを仕掛ける自動売買プログラムです。
バックテストの成績では年単位で15年間全勝、売買回数は合計5000回以上に上っています。
ナンピンは行わず、ポジションは1個のみで運用します。
証拠金100万円を原資として約5か月間で運用、収益率は28.07%、勝率は67.72%です。
推奨証拠金は100万円となっていますが、最大ドローダウンは62,476円ですので、ある程度のリスクが取れる方なら20万円でも運用できるでしょう。
証拠金30万円~
アンビションシステム1、α(アルファ)デフォルトver.
アンビションシステム1は株式会社Anelloが一番初めに開発したFX自動売買ツールです。
価格変動を予測して逆張りのナンピンを仕掛けていくことでポジションを積み増し、相場が戻ってきたところで全てのポジションを決済します(ナンピンマーチンゲール方式)。
その結果、利益だけを確実に残すことができる仕組みになっています。
月利10%以上が期待できます。
推奨ロットは25万円に対して0.01となっていますが、筆者は30万円をお勧めしています。
証拠金100万円で運用、約2年間(2016年1月4日~2018年12月28日)の収益率は343.67%!
勝率は64.38%となっています。
アンビションシステムα(アルファ)のデフォルトver.はアンビションシステム1と同じ設定になっています。
ナンピン幅や本数、ロットなどを自由に調整できますので、これから導入される方はどちらかというとアンビションシステムα(アルファ)をお勧めします。
アンビションシステム2
アンビションシステム2は株式会社Anelloが開発した3番目のFX自動売買ツールです。
アンビションシステム1とα(アルファ)が単利での短期運用であることに対し、アンビションシステム2は複利での長期運用を目的としています。
月利で5~10%、10年間で30倍の運用が期待できるEAです。
従来のアンビションシステムと同じくナンピンマーチンゲール方式を採用していますが、アンビションシステム2ではナンピン幅が自動で変動する仕組みになっています。
2009年からの10年間でのバックテストによると、
証拠金100万円で8通貨運用、勝率82%、最大ドローダウン2.9%、収益率は3620%、
平均月利8%、平均年利100%となっています。
なお、実際に稼働する際の最低推奨証拠金は30万円です。
証拠金50万円~
「ロンギヌス」EA
相場が買われ過ぎ・売られ過ぎと判断した場合に、相場と逆方向にエントリーしてポジションを持ち、狙い通り相場が反発して発生した利益を積み重ねていきます。
いわゆる「ナンピンマーチンゲール」とは多少異なりますが、多重ナンピン系のシステムと言っても間違いないでしょう。
取引の機会が多く、利益も大きい分、1回あたりの損失も大きくなりがちです。
証拠金100万円で運用、収益率は半年間で43.57%、勝率は75.83%となっています。
推奨証拠金は28万円ですが、当ブログでは50万円をお勧めしています。
FX自動売買の導入の流れ
証券会社独自の自動売買プログラムを使う場合は、各々の証券会社のホームページをご覧ください。
こちらのブログでお伝えする「自動売買のやり方」とは、「FXの自動売買ソフトのMT4やMT5を使って、自動売買プログラム(EA)を稼働させる方法」です。
大まかな流れとしては以下のようになります。
EAを入手する
↓
証券会社に口座開設、入金
※MT4またはMT5が使えることが条件
↓
VPS契約
↓
MT4またはMT5をインストールする
↓
EA導入
↓
自動売買をオンにして開始
詳細については、こちらの記事をご覧ください。
FXの自動売買を行う際の注意点
資金管理を徹底すること
自動売買のデメリットの項目でも申し上げた通り、100%勝てるEAは存在しません。
より安全に運用するためには、想定される最大損失額を元に、多目に証拠金を用意しておく必要があります。
自動売買の初心者にありがちな失敗として、利益に目が眩んでついロットを上げがちですが、その分破綻するリスクも増えることになります。
EAの説明ページには通常、推奨証拠金やロットの設定情報などが記載されています。
記載事項を守り、安全な資産運用を心がけましょう。
利益が出ている分だけを手動で決済しようとしないこと
主にナンピン系や多ポジションを取るEAを運用していると、含み益が出ているポジションと含み損が出ているポジションがいくつか出てきます。
画面だけを見ていると利益が出ている分だけを決済したくなりがちですが、やらない方がいいです。
自動売買のプログラムは、全体のポジションの損益が合計でプラスになるように設定されているものがほとんどです。
利益が出ている一部のポジションだけを決済してしまうと、プログラムのロジックが崩れて動作がおかしくなりかねません。
どうしても一部のポジションを決済する必要があるなら、その通貨ペアを含む全部のポジションを同時に決済する必要があります。
まとめ
- 「ロンドンは午前7時」EA
日本時間の午後4時頃(夏時間は午後3時)に1ポジションのみで取引
平均利確幅は12pips程度
約2年での運用益は83,805円、勝率は62.20%、2年で原本回収可能 - アンビションシステムα(アルファ)ローリスク&ローリターンver.
ナンピンマーチンゲール方式、ロット幅や本数、倍率等リスクを抑えた設定
約4ヵ月で101,286円、月利は10%に近い - 「カタサンカク」EA
トレンドラインをベースとした逆張りのスキャルピングEA
1度に1回のみのポジションだが、1日での取引回数は多い
約5か月間で運用、収益率28.07%、勝率67.72%、1回あたりの平均利益6,127円 - アンビションシステム1、α(アルファ)デフォルトver.
価格変動を予測して逆張りのナンピンを仕掛けていくことでポジションを積み増し、相場が戻ってきたところで全てのポジションを決済(ナンピンマーチンゲール方式)
約2年間の収益率は343.67%、勝率は64.38%、月利10%以上 - アンビションシステム2
複利での長期運用を目的とした、変動ナンピン型EA
平均月利8%、勝率82%、最大ドローダウン2.9%、収益率3620%(10年) - 「ロンギヌス」EA
相場の行き過ぎを判断して逆張りのナンピンを仕掛けることで利益を狙う、多ポジション型EA
取引の機会が多く、利益も大きい分、1回あたりの損失も大きくなりがち
収益率は半年間で43.57%、勝率は75.83%
【証拠金10万円~】
【証拠金20万円~】
【証拠金30万円~】
【証拠金50万円~】
ご参考になれば幸いです。
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