ご訪問ありがとうございます。
こちらの記事では、こんな疑問にお答えします。
- FXで負けが続いており、勝ちパターンを身につけたいがやり方がわからない
- FXで確実に利益を上げる方法が知りたい
- スキャルピングで成功する手法ってどんなやり方?
先に結論から申し上げます。
- パーフェクトオーダーを狙って取引する
- エントリーポイントと利益確定ポイントをきちんと設定する
- 取引ルールを守る
- 全時間帯で取引しようとしない
- ロバート@やすきちと申します。
- FXの勉強と実践を10年ほど経験しています。
- 初心者向けの投資セミナーの開催経験があります。
どうぞよろしくお願いいたします。
それでは以下、順番にご説明いたします。
FXパーフェクトオーダーとは
パーフェクトオーダーとは、短期・中期・長期の移動平均線が同じ方向を向いた状態のことを指します。
上昇局面と下降局面の2つのパターンがあります。
上昇局面では上から順番に短期・中期・長期の移動平均線が並び、下降局面では下から順番に短期・中期・長期と並んでいる状態です。
パーフェクトオーダーを狙って取引することがFXで勝つポイントの1つです。
FXパーフェクトオーダーの見つけ方
パーフェクトオーダーは移動平均線が同じ方向を向いている状態のことですので、チャートを見れば比較的すぐに見つけられます。
注意点としては、異なる時間軸を同時に見る必要があります。
例えば1分足ではパーフェクトオーダーになっていても、1時間足や日足などではパーフェクトオーダーになっていない場合もあります。
FXで最も勝ちやすいパターンとは、複数の時間軸においてパーフェクトオーダーが整っている状態です。
FXパーフェクトオーダーで取引するメリットとデメリット
- 勝ちやすい
- 利益を上げやすい
- トレードの基本を身につけることができる
パーフェクトオーダーでは移動平均線が順番に並んでいることから、通貨の価格も移動平均に沿って上がりやすい(または下がりやすい)傾向にあります。
勝ちパターンを身につけやすく、利益も上げやすいため、トレードに自信を持つことができるようになります。
- 取引回数が少なくなりがち
- パーフェクトオーダーが出るまで待つ必要がある
パーフェクトオーダーで取引するデメリットは、毎時間パーフェクトオーダーが出る訳ではないことから、取引のチャンスが少なくなることです。
兼業トレーダーの方などが隙間時間を使ってトレードしたいと思っても、その時間帯にパーフェクトオーダーが出ていなければ取引を諦めざるを得なくなります。
パーフェクトオーダーが出るまで待っていられないなど、取引チャンスがなかなか回ってこないこともデメリットになります。
FXパーフェクトオーダーでのスキャルピングのポイント
パーフェクトオーダーでのスキャルピングのポイントをまとめます。
- 複数の時間軸でパーフェクトオーダーを確認する
- 1分足で取引する
- エントリーポイントはレンジブレイク
- 上昇の場合は陰線、下降の場合は陽線が出た時点で利確する
- レンジの中では勝負しない
- トレンドに逆らわない
- ルールを守る
- 無理してロットを上げない
- 全時間帯で勝とうと(取引しようと)しない
順番にご説明いたします。
複数の時間軸でパーフェクトオーダーを確認する
前項でもご説明しましたが、複数の時間軸でパーフェクトオーダーが整っていることがFXスキャルピングで最も勝ちやすい条件の1つです。
1分足ではパーフェクトオーダーになっていても、より長い時間軸ではレンジになっていたりすると、相場が反転しやすくなって利益が取りにくくなります。
日足、週足までパーフェクトオーダーになっていれば完璧ですが、あまり長い時間軸のパーフェクトオーダーが揃うまで待っていると取引のチャンスが全然やってこない可能性も出てきます。
せめて4時間足までぐらいは見るようにしましょう。
1分足で取引する
人によっては5分足で取引される方もいらっしゃるかもしれませんが、スキャルピングでは小さな利益を何回も取りに行く必要があるため、1分足で取引する方がやりやすいです。
後述するエントリーポイントや利益確定ポイントが出やすいため、利益の取り損ないを防ぐことができます。
1分足の画面ばかり見ていると長期トレンドを忘れがちになりますので、複数のチャート画面を出せる場合は出しておきましょう。
エントリーポイントはレンジブレイク
相場は上がったり下がったりを繰り返し、ある時一気に上がる(または下がる)ポイントが出てきます。
レンジを突破したタイミングで買い注文(または売り注文)が殺到し、大きな価格上昇(下降)が引き起こされます。
大きな波に乗っかることが、FXスキャルピングで勝ちやすいポイントです。
もちろんダマシにも注意する必要があります。
価格が少しブレイクしただけですぐにレンジ内に戻るということも往々にしてあります。
その場合は潔く負けを認めて損切りするようにしましょう。
上昇の場合は陰線、下降の場合は陽線が出た時点で利確する
レンジブレイクした後は1本の足で価格が10~20pipsほど伸びます。
できるだけ利益は伸ばしたいところですが、買われ過ぎ(売られ過ぎ)のタイミングでいずれ価格は反転します。
上昇の場合は陰線が、下降の場合は陽線が1本出たタイミングですぐに利益確定しましょう。
これがスキャルピングで利益を積み上げるコツです。
もっと上がるかもしれない、もっと下がるかもしれないと欲を出してしまうと、価格が元に戻ってしまってせっかくの利益がOになるかマイナスになる可能性も考えられます。
まだ上がる(下がる)と判断するポイントは、反転したところからさらに上昇(下降)したところです。
直近の最高値(または最安値)を更新した段階でもう一度エントリーすれば良いのです。
レンジの中では勝負しない
FXパーフェクトオーダーでのスキャルピングが成功しやすいパターンは、レンジブレイクでエントリーすることです。
レンジの中ではそもそも取引しない方が無難です。
レンジの中で価格が行ったり来たりを繰り返す中で、レンジの下限や上限で利益を取ろうと思ってもうまくいかない方が多いです。
仮にレンジの中でのスキャルピングがうまくいったとしても、レンジブレイクで一気に価格が突き抜け、それまで積み上げてきた利益が一気に吹っ飛ぶ可能性も考えられます。
レンジブレイクでエントリーすることを基本に考え、レンジ内では取引しないことをお勧めします。
トレンドに逆らわない
トレンドに逆らうというのは、上昇局面で売りのポジションを狙う、下降局面で買いのポジションを狙う、ということです。
短期的にはスキャルピングで利益を狙えるかもしれませんが、損切りの設定をきちんとしておかないとトレンドの大きな買い(売り)圧力によって全ての利益が吹き飛んでしまう恐れが大きいです。
1分足の画面に集中して見ていると長期のトレンドを忘れてしまいがちになります。
複数のチャート画面を出すか、スマホなどで取引していて難しい場合は紙に書いておくなどしてトレンド逆行取引をしないように注意しましょう。
取引ルールを守る
自分なりにでもルールを決めて取引することはFXスキャルピングで勝つ上で非常に重要です。
特に含み損が出た場合に、きちんとルールを守って損切りができるかどうかで、FXの勝ち組に入るか負け組に入るかの分かれ目となります。
必ずしも含み損が出たらすぐに損切りするということではなく、どれくらいの損失が出たら損切りをするのか、どこまでを損失の許容範囲とするのか、ということです。
一番やってはいけないのは、損失が出ていても「どうせまたすぐ戻るだろう」と放置してそのままにしておくことです。
相場においては自分の考えが正しいと証明してくれるものは何もありません。
相場のことは相場にしかわかりません。
潔く損失を認め、早い段階で損切りをすることで、資産全体を守り次の取引チャンスに備えることができるのです。
無理してロットを上げない
勝ちやすいパターンだからといって、急に取引ロットを上げてスキャルピングの勝負に出るのはあまりお勧めできません。
せっかくコツコツ積み上げてきた利益が、たった1回の損失で一気に消し飛んでしまう恐れがあるからです。
もし勝てる見込みがあって勝負をかけてみたい、ロットを上げたいという場合は損切りラインを厳しめに設定するなど、自分なりのルールをしっかり守るようにしましょう。
全時間帯で勝とうと(取引しようと)しない
一度でもFXで利益を上げることができると、同じ興奮や感情を味わいたくなって毎時間スキャルピングの取引をしたくなってきます。
反対に、負けが続いていると負けを取り返そうとしてもっと取引がしたくなります。
しかしパーフェクトオーダーは毎回発生する訳ではありません。
特に1分足など短い足の場合は長期トレンドに逆行するパーフェクトオーダーがざらに出ます。
長期トレンドに逆行する取引はお勧めしないことはすでに述べた通りですが、感情を抑えて冷静に取引することがFXスキャルピングで勝つための必要条件でもあります。
勝ちパターンを身につけることで、勝てない時間帯では勝負しないという選択ができ、その間は自分の好きなことをすることもできます。
まとめ
FXでのスキャルピングの成功のコツは少ない利益でもコツコツ積み上げることです。
パーフェクトオーダーをうまく使えば利益を確実に積み上げることが可能になります。
自分なりの取引ルールを定めておけば大きな損失を被るリスクはかなり減らすこともできます。
毎時間取引できる訳ではないなどのデメリットはありますが、トレードの基本を身に付けて勝ちパターンを身につけたいという方にはお勧めの手法です。
ご参考になれば幸いです。
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