FXとは何か？

ご訪問ありがとうございます。

こちらの記事では、こんな疑問にお答えします。

先に結論から申し上げます。

それでは以下、順番にご説明いたします。

FXとは？

FXとはForeign Exchangeの略で、訳すと「外国為替証拠金取引」のことです。

為替の取引の一種で、証拠金を元に大きな金額の取引を行うことができるのがFXの特徴です。

外貨両替との違い

例えば現在のドル円のレートが1ドル＝100円だとします。

外貨両替の場合は、100ドルを購入するためには1万円が必要です。（手数料等は考慮していません）

1万ドルの購入のためには100万円が必要になります。

一方FXの場合、1万ドルの取引をするためには100万円が必要な訳ではありません。

証拠金が10万円あれば取引ができます。

　
FXでは10万円の証拠金を元手にして、100万円の取引が可能になります。

この場合、レバレッジは10倍です。

レバレッジとは「てこ」のことです。

FXではレバレッジを利かせた取引が可能です。

少ない元手で大きな利益を手にすることができるのです。

外貨預金との違い

外貨預金をすると、預金金利がつきます。

日本の銀行に預けても雀の涙ほどの金利しかつきませんが、例えばソニー銀行1ヵ月定期預金の場合、米ドルなら1.2％、南アフリカランドなら30％近くの年利を受け取ることができます。

ソニー銀行の外貨預金の金利一覧はこちら
https://moneykit.net/visitor/rate/fd.html

外貨預金の解約の際には、購入時のレートよりも解約時のレートの方が良ければ、為替差益も期待できます。

　
一方、FXでも金利を受け取ることができます。

FXでは金利のことを「スワップ」と呼ぶことが多いです。

ただし、証拠金を預けただけでは金利がつきません。

預けた証拠金を元手にして為替取引を行うことで、対象通貨のスワップを受け取ることができます。

fxのメリットとデメリットについて

外貨両替との違いの項目でご説明しましたが、FXではレバレッジを利かせた取引ができるために、元手が少なくても始めることができます。

少ない元手で稼げる金額が大きいことが最大のメリットです。

また、FXを始めるためには証券会社に口座を開くことができれば始められます。

特別な資格や免許は必要ありません。

レバレッジが大きいということは、稼げる金額が大きくなる一方で、損する金額も大きくなりがちです。

相場は必ずしも自分の予想通りの動きをするとは限りません。

（むしろしないことの方が多いです）

短時間で利益を得ようと思えば、画面に張り付く必要があるため、その分の時間と気力を取られてしまいます。

FXの証券会社の営業時間を除き、相場は24時間動いていますので、その気になれば深夜でも取引ができてしまいます。

ポジションを持ち越すことになった場合、証拠金の増減具合が気になって夜が眠れなくなるでしょう。

fxに向いている人、向いていない人

FXはレバレッジを利かせた取引ができることが最大のメリットです。

それゆえにリスク管理がしっかりできないと、思わぬ損失を被って相場から退場を強いられるケースも非常に多いです。

損失が出た場合にどこまで許容できるかなどの明確なルールを持つ、想定外の事態が発生した場合にすぐに行動に移せる、という人はFXの世界でも間違いなく成功するでしょう

一方、相場に振り回されるだけの人はFXでは成功できません。

利益確定と損切りのルールを持たず、例えば損失が発生した場合に「もうちょっと待てば相場が戻るだろう」などと期待しても、戻るどころかどんどん損失が拡大するケースが非常に多いです。

自分の考えが間違っていたということを誰しも素直には認められないものです。

しかしFXの世界では過ちを素直に認められなければより大きな深手を負うだけです。

また、FXをギャンブルでしか捉えられない人は、勝てば勝つほどもっと大きな賭けに出ようとし、負けが溜まると損失を取り戻そうともっと大きなレバレッジに手を出そうとします。

結果、一度くらいは大きく勝つことがあっても、負ける金額の方が大きくなって相場から退場せざるを得なくなります。

FXに勝つために借金までしていた場合、最悪の結末を迎えることになります。

まとめ

ご参考になれば幸いです。