ご訪問ありがとうございます。
こちらの記事では、こんな疑問にお答えします。
- 口座縛りのあるEAをTaritali(タリタリ)キャッシュバック口座に設置したいけど、やり方がわからない
- Taritali(タリタリ)ホームページを見てみたけど、いまいち設置手順が理解できないので、実際の手順をわかりやすく教えてほしい
- SenderファイルまたはReceiverファイルを設置する際に認証エラーが出てしまって次に進めない
ここではTaritali(タリタリ)コピートレードEAの設置手順を簡単にまとめます。
1. Taritali(タリタリ)ホームページから送信用EAと受信用EAを手に入れる
2. コピー元口座に送信用EA、コピー先口座に受信用EAを設定する
3. 「Valid Account!!!」という表示が出れば設置完了
詳細は各項目をご覧ください。
以下、順番にご説明いたします。
Taritali(タリタリ)コピートレードEAについて
Taritali(タリタリ)では2021年6月より口座保有者向けにコピートレードEAの提供を開始しました。
コピートレードEAとは、ある口座で稼働している自動売買プログラム(EA)を別口座にそのままコピーして同じようなトレードをおこなうことができるEAのことです。
これにより、口座縛りのあるEAをTaritali(タリタリ)キャッシュバック口座で利用することが可能になります。
Taritali(タリタリ)コピートレードEAを設置するメリット
- 口座縛りのあるEAをキャッシュバック口座で稼働させることができる
- PC環境に制限されない
- 自作する必要がない
- 無料で使える
- 他サイトで手に入れる必要がない
口座縛りのあるEAをキャッシュバック口座で稼働させることができる
EAによっては口座縛りの制限があるために、キャッシュバック口座では稼働させることができず、キャッシュバックを受けられないという不便さがあります。
そこでTaritali(タリタリ)コピートレードEAを使うことによって、口座縛りがあるEAをTaritali(タリタリ)キャッシュバック口座で稼働させることが可能になります。
そうすることによって、本来口座縛りのためにキャッシュバックを諦めざるを得なかったEAでもキャッシュバックを手にすることが可能になり、さらに手元の資金を増やすことができるようになります。
デモ口座でも稼働できる
コピートレードEAのコピー元口座はデモ口座でも稼働します。
(↑ Taritali(タリタリ)に問い合わせ、確認済み)
使ってみたいEAがあるが、リアル口座で実際にお金を預けて運用するのは不安だという方は、デモ口座を使うことで資金が減るリスクを最大限に減らすことができます。
さらにデモ口座でコピートレードEAを稼働することの非常に大きなメリットがあります。
通常デモ口座と分けてリアル口座でもEAを稼働させるためには、複数台のEAを購入・設置する必要があります。
しかし、デモ口座にコピートレードEAを設置すればその必要がなくなるのです!
EAの成績を自分の口座でも実際に稼働させることで運用結果を確かめたい、しかし複数台のEAを購入する費用や設置する手間が惜しいという方は、コピートレードEAを活用することでその問題を解決することができます。
PC環境に制限されない
コピートレードを行うEAによっては、同一のPCまたはサーバー内に置かれたMT4(MT5)同士でなければコピートレードがおこなえない場合があります。
しかしTaritali(タリタリ)のコピートレードEAは、異なるPCやサーバー間であっても問題なく稼働させることができます。
コピー元口座とコピー先口座がMT4・MT5同士でなければならないということもなく、MT4からMT5、MT5からMT4であっても使えます。
自作する必要がない
Taritali(タリタリ)コピートレードEAはTaritali(タリタリ)のホームページからいつでもダウンロードすることができます。
設定ファイルをMT4またはMT5に組み込むためにパソコン操作に関する最低限の知識は必要ですが、後述する手順に従えばあとはコピー&ペーストさえできれば問題なく設置できます。
難しいプログラミング言語を覚えてコピートレードEAを自作する必要はありません。
無料で使える
Taritali(タリタリ)コピートレードEAはTaritali(タリタリ)口座保有者であれば誰でも無料で使うことができます。
追加で費用が発生することはありません。
ただし今後バージョンアップ等で有料になる可能性がないとは言い切れませんので、有料になる前にダウンロードして使ってみることをお勧めします。
他サイトで手に入れる必要がない
Taritali(タリタリ)以外でコピートレードEAを手に入れるためには、自分で作るか、EAを配布しているサイトで購入または有料依頼しなければなりません。
ただ、コピートレードEAはGogojungle等のEAの販売サイトではほとんど販売されておりません。
コピートレードEAを制作している個人または業者が運営しているサイトを通じて手に入れる必要があります。
無料のものはデモ口座でしか稼働できず、本格的に導入するためには有料というものがほとんどです。
コピートレードEAを手に入れるだけのために、よくわからないサイトに対して自身の銀行口座情報やクレジットカードなどのかなり重要な個人情報を引き渡すのは非常に危険な行為です。
その点、Taritali(タリタリ)コピートレードEAはTaritali(タリタリ)ホームページから簡単にダウンロードすることができますので、安心して使うことができます。
https://taritali.com/copytrade
Taritali(タリタリ)コピートレードEAを設置するデメリット
- 動作保証がない
- コピー元の口座の証拠金が0(ゼロ)では意味がない
- 一部のFX会社ではTaritali(タリタリ)キャッシュバック口座ではクレジットボーナスが使えない
- 証拠金が2倍必要になる
- FX会社により約定・決済に差が出る
動作保証がない
Taritali(タリタリ)で提供しているコピートレードEAはベータ版のため、動作が不安定です。
トレード結果が確実にコピーされるという保証はありません。
また、コピートレードである以上、元のトレードよりも数秒ほど遅れてトレードをすることになるため、約定や決済がやや不利になるケースも多く出てきます。
コピー元の口座の証拠金が0(ゼロ)では意味がない
コピー元口座の残高が0(ゼロ)のままでは、コピートレードを実現することはできません。
証拠金が0(ゼロ)だとコピー元口座でのEAがエラーを吐き続けますし、コピートレードEAもオーダーを送ることができません。
少なくとも0.01ロットのポジションを持てるだけの証拠金は必要です。(クレジットで代用可)
ただし証拠金が少ないままだと、相場が伸びることによってポジションが増えていくことになり、その結果証拠金不足に陥って全ポジションがロスカットされてしまいます。
コピー先の口座でも同じ現象が起こるため、コピー先の証拠金の方がコピー元よりも十分にある場合でも強制的にロスカットを受けることになりますのでご注意ください。
一部のFX会社ではTaritali(タリタリ)キャッシュバック口座ではクレジットボーナスが使えない
一部のFX会社ではTaritali(タリタリ)キャッシュバック口座にクレジットボーナスを適用することができません。
クレジットボーナスは証拠金として活用することができるため、資金が少ないうちは証拠金の補填の役割をしてくれます。
コピー元口座で稼働するEAによっては証拠金を多めに用意する必要があるものもありますので、クレジットボーナスがないために証拠金不足に陥ってしまうことになるかもしれません。
Taritali(タリタリ)キャッシュバック口座をコピー先口座として利用する際には、クレジットボーナスがないことも考慮した上で証拠金不足に陥らないように資金管理にも注意をする必要があります。
Taritali(タリタリ)キャッシュバック口座でクレジットボーナスもつくFX会社についてはTaritali(タリタリ)ホームページでご確認ください。
https://taritali.com/bonus
証拠金が2倍必要になる
コピートレードEAは元のEAと同じポジションを約定・決済しようとします。
コピー元口座でEAを動かすための証拠金は必要になりますし、コピートレードEAを稼働させるための口座にも当然証拠金が必要になります。
したがって証拠金を2倍用意する必要があるため、手元の資金が少ないうちはTaritali(タリタリ)での同時稼働は厳しくなります。
(コピー元口座がデモ口座ならばこの限りではありません)
FX会社により約定・決済に差が出る
コピー元口座とコピー先口座とでFX会社が違う場合に、FX会社の約定力に差があることでポジションの取り方や決済利益にかなりの違いが出てくる場合があります。
スリッページが発生しやすい、約定力が弱いために有利なレートで決済されない、サーバーのスペックが弱いために本来約定・決済するべきところで約定・決済されていないなど、FX会社によっては何かと不便を強いられる場面が多く発生するでしょう。
したがってコピー元口座・コピー先口座ともに、約定力の高いFX会社を利用することをお勧めします。
Taritali(タリタリ)コピートレードEAの設置手順
それではいよいよTaritali(タリタリ)コピートレードEAを設置する手順についてご説明いたします。
冒頭でもご紹介していますが、おおまかな流れとしては、
1. Taritali(タリタリ)ホームページから送信用EAと受信用EAを手に入れる
2. コピー元口座に送信用EA、コピー先口座に受信用EAを設定する
3. 「Valid Account!!!」という表示が出れば設置完了
となります。
Taritali(タリタリ)ホームページよりSenderファイルとReceierファイルをダウンロードする
まずはTaritali(タリタリ)ホームページを開き、送信用EA(Senderファイル)と受信用EA(Receiverファイル)をダウンロードしてください。
https://taritali.com/copytrade
MT4とMT5でファイルが異なりますので、ご自身が運用する口座によってダウンロードするファイルを選択してください。
送信用EAファイルを確認する
ダウンロードした「送信用EA.ZIP」ファイルを開いてください。
(PCによっては「52a4e203facf59a36944ad365dec2099.zip」と表示されます)
2つのフォルダが出てきます。
Mac用とWindows用でファイルが分かれています。
Mac用であれば「_MACOSX」と書いてあるファイルを、windows用であれば「_MT4~」と書いてあるファイルを選択してください。
(この記事ではWindows用でご説明していきます。フォルダの文字化けは無視してください)
フォルダを開くと、さらに「Experts」フォルダと「Libraries」フォルダが格納されています。
「Experts」フォルダにはSenderファイル、「Libraries」フォルダには2つのDLLファイルが入っています。
これらのファイルをそれぞれコピー元口座に設置します。
(設置の仕方は次項を参照してください)
受信用EAファイルを確認する
受信用EA.ZIPはPCによっては「bf97ca42bf1490f2ad720ddd3c216053.zip」という名前で表示されています。
送信用EAファイルと同様、受信用EAファイルにも「Experts」フォルダと「Libraries」フォルダが格納されています。
「Experts」フォルダにはReceiverファイル、「Libraries」ファイルには2つのDLLファイルが入っています。
コピー元口座にSenderファイルを設置する
コピー元口座のMT4(またはMT5)にログインし、「ファイル」→「データフォルダを開く」からフォルダを開きます。
(VPSをお使いの方は、VPSにログイン後MT4またはMT5の画面を立ち上げてください)
「MQL4」(または「MQL5」)の中の「Experts」フォルダに送信用EA(Senderファイル)を設置します。(コピー&ペーストでOKです)
「Libraries」フォルダには2つのDLLファイルを設置してください。
MT4(MT5)を立ち上げるか、右側のナビゲーターの「エキスパートアドバイザ」を右クリックして「更新」すると、Senderという名前のEAが新たに追加されます。
SenderEAを適用したいチャートに設置します。(ドラッグ&ドロップで設定できます)
SenderEAの設定画面が出てきますので、まず「全般」タブをクリックします。
「自動売買を許可する」
「DLLの使用を許可する」
の項目にチェックを入れてください。
次に「パラメータの入力」タブをクリックします。
メールアドレスとパスワードにはTaritali(タリタリ)に登録しているアカウントを入力してください。
入力が終わりましたらOKボタンを押してください。
MT4(MT5)画面下部の「エキスパート」タブを開いてください。
「Valid Account!!!」と表示されていれば、正常にSenderEAが設置されています。
これでSenderファイルの設置は終了です。
コピー先口座にReceiverファイルを設置する
次にコピー先口座にReceiverファイルを設置しましょう。
コピー先口座のMT4(またはMT5)にログインし、「ファイル」→「データフォルダを開く」からフォルダを開きます。
(VPSをお使いの方は、VPSにログイン後MT4またはMT5の画面を立ち上げてください)
「MQL4」(または「MQL5」)の中の「Experts」フォルダに受信用EA(Receiverファイル)を設置します。(コピー&ペーストでOKです)
「Libraries」フォルダには2つのDLLファイルを設置してください。
MT4(MT5)を立ち上げるか、右側のナビゲーターの「エキスパートアドバイザ」を右クリックして「更新」すると、Receiverという名前のEAが新たに追加されます。
ReceiverEAを適用したいチャートに設置します。(ドラッグ&ドロップで設定できます)
ReceiverEAの設定画面が出てきますので、まず「全般」タブをクリックします。
「自動売買を許可する」
「DLLの使用を許可する」
の項目にチェックを入れてください。
次に「パラメータの入力」タブをクリックします。
「ソース名を入力します」という項目について説明します。
Taritali(タリタリ)にログイン後「口座管理」タブを開いてください。
「送信用EA」を設置することで同ページ内に「コピートレードEA」という箇所が出てきます。
そこに口座番号とソース名が表示されていますので、そちらを記入してください。
口座番号やソースが複数ある場合は、コピーをしたいEAが設置してある口座番号のソースを入力してください。
メールアドレスとパスワードにはTaritali(タリタリ)に登録しているアカウントを入力してください。
「システムのロット倍率を入力します(基準値:1)」の項目は、コピー元のロット数に対して何倍のロットで取引を行いたいかを設定します。
(例:2倍で取引を行われたい場合は2、0.5倍で取引を行いたい場合は0.5と設定)
「通貨ペアに因子が付いている場合入力します」という箇所については、コピー先の通貨ペアに因子が付いている場合(例:USDJPYmやEURUSDfxなど)に「m」や「fx」と記入してください。
入力が終わりましたらOKボタンを押してください。
最後にMT4(MT5)画面下部の「エキスパート」タブを開いてください。
「Valid Account!!!」と表示されていれば、正常にReceiverEAが設置されています。
これでReceiverファイルの設置は終了です。
送信用EA、受信用EAの設置が終われば、Taritali(タリタリ)コピートレードEAが無事に設置できたことになります。
後はコピートレードが実際に機能しているか、都度コピー先口座のMT4(MT5)にアクセスして確認してみましょう。
コピートレードEAの設置がうまくいかない時
Taritali(タリタリ)コピートレードEAの設置がうまくいかない時は、以下の原因が考えられます。
- ログイン情報(メールアドレスとパスワード)の入力ミスがないか
- 「DLLの使用を許可する」にチェックが入っているか
- ソース名がきちんと入力されているか
- コピー先口座をTaritali(タリタリ)以外の口座にしていないか
ログイン情報が間違っている時や、ソース名が入力されていない時などは、ポップアップで「Invalid Account」と表示されます。
「DLLの使用を許可する」にチェックが入っていなければ、画面下の「エキスパート」タブ内にて「DLL is not allowed」というメッセージが出てきます。
(口座によっては出ない場合もあります)
Taritali(タリタリ)キャッシュバック口座ではない口座にReceiverファイルを設置したところで、取引によるキャッシュバックが発生せず意味がありません。
コピー先口座がTaritali(タリタリ)キャッシュバック口座かどうかはしっかりチェックしましょう。
まとめ
Taritali(タリタリ)コピートレードEAの設置手順をまとめます。
1. Taritali(タリタリ)ホームページから送信用EAと受信用EAを手に入れる
2. コピー元口座に送信用EA、コピー先口座に受信用EAを設定する
3. 「Valid Account!!!」という表示が出れば設置完了
Taritali(タリタリ)コピートレードEAの設置がうまくいかない時は、
- ログイン情報(メールアドレスとパスワード)の入力ミスがないか
- 「DLLの使用を許可する」にチェックが入っているか
- ソース名がきちんと入力されているか
- コピー先口座をTaritali(タリタリ)以外の口座にしていないか
についてもチェックしてみてください。
なお、Taritali(タリタリ)コピートレードEAを利用するには、Taritali(タリタリ)への登録が必要となります。
登録がまだの方は、この機会にぜひ登録しておいてください。
ご参考になれば幸いです。
Taritali(タリタリ)の出金方法、銀行、手数料、日数まとめ
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