FXの自動売買で詐欺被害に遭わないためは?4つのポイントをチェック!

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FXのやり方

ご訪問ありがとうございます。こちらの記事では、こんな疑問にお答えします。

  • FXの自動売買って怪しい?
  • FXの自動売買の詐欺に遭わないためにはどうすればいい?

先に結論から申し上げます。

    FXの自動売買ソフト(EA)全部が怪しい訳ではない!販売元を疑え!!

    チェックするべきポイントは、以下の4つ!

  • ネット検索やTwitterを活用すること
  • 数字の根拠を確認すること
  • 販売者の責任所在を確認すること
  • 相談できる相手を持つこと

以下、順番にご説明いたします。

FXの自動売買とは?

FXの自動売買とは、EA(エキスパート・アドバイザー、Expert Adviser)を使ってプログラムを作成し、MT4などのソフトを使ってFXの注文を自動的に行うものです。

自分でチャートを見ながら注文する裁量取引に比べて、

  • 24時間チャートに張り付く必要がない
  • 自動で注文・決済してくれる
  • うまくいけばほったらかしで利益が積み上がる

というメリットがあります。

FX自動売買詐欺に遭いやすい事例

SNSでの広告、宣伝、リツイート、いいねなど

例えばTwitterでフォローしているアカウントが、FXの自動売買のツイートに対してリツイートしたり「いいね」を押したりすることがあります。

すると「これは良さそうだ」と思って自分もつい手を出してしまいがちです。
 

こちらは前記事でご紹介した、詐欺の可能性が高いとされるenigmaです。

私も最初は「いいね!」やリツイートが多かったことから、知らずに自分も「いいね」をしてしまっていました。

enigmaについてはこちらの記事を参照してください。

enigmaの自動売買の評判や口コミはどう?→やめとけ!
月利20%超え、勝率80%超えの自動売買ソフト(EA)、enigma。 果たして本当に儲かるのか? 評判や口コミを元に詳しく解説、最終的には「やめとけ!」という結論に至りました。

何かのきっかけで登録したメルマガ、LINE@など

副業やお小遣い稼ぎなどに興味のある方が、ネットで検索などをしていてヒットしたブログ等から無料で情報を得ようとしてメルマガやLINE@に登録したとします。

そこから送られてくるメッセージの中に、中身のない高額商材(詐欺商品)を売りつけようとする文章が入っていることがあります。

DM(ダイレクトメッセージ)で直接勧誘される

TwitterやFacebookなどのSNSで、一度しかフォローまたはコメントしたことがない方からDM(ダイレクトメッセージ)でFXの自動売買の話が入ることがあります。

直接の知り合いや友人から、というケースもあります。

とはいっても、いきなりFXの自動売買の話があるというわけではなく、

  • いい話があります!
  • 無料で試すことができます!
  • このメール(メッセージ)を見ている方限定です!

などと言葉巧みに話を持ち掛けて勧誘しようとします。

よくよく話を聞いてみると、無料で試せるのは最初のうちだけ

使い続けるためには高額なFX情報商材の購入や、有料メンバーシップへの登録が必要だったということが往々にしてよくあります。

ネットワークビジネスの勧誘の仕方にも似たような手口があります。

FX自動売買の詐欺に遭わないための対策

詐欺被害に遭わないためには、すぐにその場で申込や取引の決断をするのではなく、一度冷静になる時間を作ることです。

「本当にそんなに簡単に儲かる話なのか?」

「その根拠は何か?」

など、疑問をしっかり持つことが重要です。

ネット検索やTwitterで調べる

勧誘された商品が詐欺なのかどうかを確認するための方法として最も手っ取り早いのは、ネットで調べる方法です。

ただし商品名を単体で検索しても、商品紹介やいいことばかり書いた記事しか出てこないでしょう。

そうではなくて、

「商品名 評判」
「商品名 レビュー」
「商品名 怪しい」
「商品名 詐欺」

などで検索してみましょう。

先に紹介した「enigma」は、2020年12月25日リリースの分のレビューはまだありませんでした。

しかし過去に同じ商品名で詐欺(出金拒否)の事例が報告されています。
 

また、Twitterでの検索も非常に有効です。

Twitterでのレビューはネットで検索しただけではあまり出てきませんので、Twitterの検索欄で検索してみることをお勧めします。

数字の根拠を確認する

FXの自動売買の詐欺被害に遭わないための2つ目の対策のとしては、数字の根拠を確認することです。

例えば、FX自動売買の中でも人気の高いロンドンは午前7時早朝の欧州時間で東京時間の高値安値を否定する習性を狙ったユーロ/ドルの逆張りスキャルピング | GogoJungleというEAがあります。

販売ページのgogojungleでは、こちらのEAの利益率や運用期間などがわかりやすく掲載されています。

↓画像をクリックすると販売ページに移動します

一方、enigmaはどうでしょうか。

Twitterアカウントでは、勝率は81.6%、月利平均21.3%という数字が紹介されています。

しかし、enigmaは公式の商品紹介ページがなく、その数字の根拠となるバックデータやグラフが公開されていません。

note.comではenigmaの紹介ページがありますが、高い利益率を説明するための根拠がどこにも示されていません。

note ご指定のページが見つかりません

唯一見える(見させられている)のは、MT4の取引結果の画面のみです。

この画面も実はデモトレードの画面でしかないという噂もあります。

画面上だけのデータは改ざんすることもできます。

gogojungleで公開されているような、バックデータやロジックの説明などは一切表示されていません。

販売者の責任所在を確認する

FXの自動売買の詐欺被害に遭わないための3つ目の対策は、販売者の責任所在を確認することです。

具体的には、

  • 会社概要または販売者の連絡先
  • 特定の証券会社を利用する場合、その金融ライセンス

の2つをまずはチェックします。

会社概要には、会社名、代表者の氏名、電話番号、住所、連絡先が必ず明記されていることが必要です。

会社ではなく個人で販売されている場合、その氏名や電話番号、住所などの個人情報の公開は特商法上必須です。
 
そして、EAを利用するにあたって特定の証券会社が指定されている場合、その証券会社の金融ライセンスの有無を確認します。

ライセンスなしに証券会社を運営することは違法行為(=犯罪)です。

enigmaでは証券会社FXMCでの口座開設が利用条件でしたが、FXMCには金融ライセンス情報が見つかりませんでした

知らなかったこととはいえ、違法行為を行っている会社にお金を預けて運用することは、犯罪行為に加担する行為です

相談できる相手を持つ

FXの自動売買の詐欺被害に遭わないための4つ目の対策は、相談できる相手を持つことです。

自動売買の話に限らずお金儲け系の話というものは、誰にも知られず、こっそり自分だけでやりたくなるものです。

その結果、誰にも相談せず一人で悩み、一人で勝手に購入を決めて、詐欺に引っかかってしまうのです。

家族や友人に内緒にしているために誰にも相談できず、泣き寝入りしてしまうのがオチです。

何としてでもお金を取り戻したいという方は、最終的には弁護士や警察の力を頼ることになります。

しかし、可能ならばお金を投じる前に相談相手を見つけておくに越したことはありません。

 
また、FacebookやTwitterなどSNSでの相談も有効でしょう。

特にお勧めしたいのはTwitterです。

enigmaの事例では、Twitterであらかじめ注意喚起してくれているアカウントが複数確認できます。
 

特に相談できる相手がいない!という方は、ネット上の掲示板を利用するという手もあります。

ネット上の掲示板を利用するメリットは、実名を明かさずに匿名で投稿できるという点です。

代表的な掲示板をいくつかご紹介します。

まとめ

FXの自動売買の詐欺が横行しやすい媒体としては、

  • SNS
  • メルマガ、LINE@
  • DM

が挙げられます。

そして、詐欺被害に遭わないための対策としては、

  • ネット検索やTwitterを活用すること
  • 数字の根拠を確認すること
  • 販売者の責任所在を確認すること
  • 相談できる相手を持つこと

が有効です。
 
流れてくる情報を鵜呑みにせず、見る目をしっかり養う必要がありますね。

ご参考になれば幸いです。

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